背景
前回、ブレスレットに興味がないと
オムは言っていたのだが、
それをくつがえすモノと出会った！
今回はその出会いについて、
近江八幡のイオンにある
ブレスレット専門店（Twinkle Star)
を通じて紹介していく。
近江八幡とはどこか？
近江八幡は滋賀県なんだけど、
琵琶湖を中心にして、
それより南側に位置するんだ。
その地域は広大な琵琶湖が近く、
自然の力を大いに感じることができる
魅力的なスポットなのである。
図1）琵琶湖
この自然の恵みがいっぱいの地域には、
きっと魅力的なモノが潜んでいるかもしれない！
オムは期待に胸を膨らませながら、
イオンショッピングモールの中を
ブラブラしていた。
すると、
何やら不思議な空気を感じ始めたのだ。
Twinkle Star(トゥインクルスター)の紹介
お店の雰囲気
その不思議な空気はTwinkle Starという
お店から放たれていた（図2）。
図2) Twinkle Starの外観
まずオムの目に入ったのは、仏さんである（図2_黄マーク）。
アクセサリーを付けているところから、
菩薩（ボサツ）さんであろうとオムは見極めたのだが、
何か不自然なものを感じた。
なぜなら、菩薩さんの胸の大きさにしては、
デカすぎるのだ！
ここで菩薩（ボサツ）さんの特徴なんだけど、
悟りを開く前の姿とされており、
装飾品が多いことが特徴だ。
性別は男でも女でもないとされており、
コシのクビレはよく見かけるのだが、
胸がデカい菩薩さんは今まで
オムは見たことがないのだ。
これは何の像なのか？？
おむはクビレをかしげてしまった！笑
（おい！首やろ！ってツッコミが入りそう）
次に天井のシャンデリアだ（図2_黄マーク）。
まるでお城で使われるような豪華な感じだ。
さらに手前には、
アメジストのドデカい原石が
立ち並んでおり、
お客さんをゴージャスにお出迎えしていた。
（図2_紫マーク）
これらの装飾や置物から、
先程の像が何者かを考えてみた！
おそらく、
インドのお金持ちの家で雇われている
メイド？という考えに至った！
オムはそのお金持ちの家に招かれたような
客人であるとイメージしながら、
お店に入っていったのであった。
様々なパワーストーン達
そこには、
特徴の異なるパワーストーンが
照明光によって照らされていたのであった。
丁寧に表明が磨かれて
ツルツルな球になっているモノや、
原石と言われる、
自然の状態の石も置かれていた（図3）。
下から上まで眺めていると・・・、
なんと！その1番上には
アメジストのドデカい原石が置かれていたのだ！
図3)原石と磨かれたパワーストーン
アメジストには心の不安を取り除き、
精神の安定化をもたらす効果が
あるとされているらしい。
オムはそのアメジストのパワーを
しばらく浴びて、心を穏やかにさせていた。
オム「さてと、アメジストちゃんのパワーを
十分に味わったし、他を見てみよっか」
と思い、目線を少し下にずらした瞬間、
値札の額が見えた。
数十万円は軽く超えていた❗️
オムはビックリ仰天してしまい、
テンションが跳ね上がってしまった！
オム「せっかく、心を穏やかにさせたのにー」
と残念に思いながら、
さらにお店の奥に歩いていった。
そこには、
パワーストーン達が
壁に吊るされているコーナーに着いた。
そして、じっくりとそれらを鑑賞したのであった。
図4)壁に吊っているパワーストーン達
しばらくすると、
あれれ？見慣れない形状の石を見っけたよ。
何やろ？
オムは初めて見る石に対して、
目をまん丸くしながら、
観察を続けた。
チベット僧侶が身に付ける石を発見
その見慣れない石は、
ラグビーボールのような形状をしており、
表面に模様が描かれていた。
(図5_黄マーク）
図5)ラグビーボール型パワーストーン
あまりにも不思議であったので、
オムは店員さんに聞いてみることにした。
オム「この石は何ですか？」
店員「これは天珠（テンジュ）です。チベット地区の僧侶が身に付けているものなんですよ」
オム「ということはチベット仏教に関わる石なんですね」
(チベット仏教については、他の記事にするから割愛するね)
店員「そうです。それに代々家宝として受け継がれているようです」
オムはこの話を聞いた瞬間、
「コレ欲しいー！！」って思ったの！！
っというのも、
チベット仏教徒が身に付けているモノを付ければ、
オムも仏教の修行者であることを他の人に伝えれると思ったからだ！
それによって、
色んな人から熱きエールをもらえると
オムは妄想を膨らませた！（図6）
図6）カフェ店員さんが応援してる場面を妄想中
このように妄想していたオムは、
天珠ブレスレットを買う決意がほぼ固まりつつあった。
さらに店員さんとおしゃべりを続けた。
オム「興味がありますが、色んな模様があって、迷いますね」
店員「この模様は、本来なら職人が、
メノウという石に薬液を付けてから、焼入れをして作成するのです」
オム「へぇ、職人技なんですね。
・・・え？本来なら？」
店員「そうなんです。ここにあるモノは模様をプリントしているんです」
オム「え？っということは本物ではないんですか？・・・」
店員「はい、焼入れは職人技なので高価になるんです」
オム「・・・」
オムはこの瞬間、
一気に興奮が冷めてしまった・・・。
この石を身に付けることで、
修行者として一歩を踏み出せる！
そして、菩薩になるんだ！
目指すはボサツだ！ボサツなんだー！
という気持ちはいったい何だったんだー！
深い落胆と共に意識が薄くなり、
全身の力が抜けていった・・・
それと同時に何やらユラユラしたモノが
出てきたのら〜！（図7）
図7）本物ではないことを知り、意識を失うオム
このユラユラを
オム魂（オムタマ）と呼ぼう。
オムタマがつぶやいたセリフである
「天寿を全うする」とは、
天から授かった寿命を全て使う
という意味だ！
勘の鋭い君は、
同じテンジュでも意味がちゃうやんけー！
っつうツッコミを入れたくなるトコだが、
そこは温かい目で見守ってほしいんだ。
オムタマの出現により、
店員さんも混乱している状況だ。
オムタマとはナニモノなのか？
意識がハッキリとしないオムは
今後どぉなってしまうのか？
続きは次回をご期待下さい！
オムタマの登場にビビる店員さん
まとめ
①天珠はチベット仏教の僧侶が持つ石であること
②その模様は、特殊な薬液を使って焼き入れをする職人技であること
②天珠を持つことで、修行者であることを自他共に認識できること