概要
前回アップしたマインドフルネス瞑想と坐禅の仕組みにおいて、それらは共通点が多いことがわかった。坐禅が広まった時代は鎌倉以降であるが、その当時の人たちはなぜ禅の教えに魅了されたのであろうか?その歴史的な背景を調査すべく、鎌倉五山や名古屋市にある禅寺巡りをしながら解き明かしていく。
武士による政治の時代
源頼朝が開いた鎌倉幕府は武士が政治を行い始めた時代である。またこの時代は臨済宗という教えが日本に広まった時代でもあり、武士と禅が広まった時期が共通していることから、次のことが推定される。
それでは武士にとっては、禅の教えのどこに共感したのであろうか。
それを探るため、友人と共に鎌倉五山巡りの計画を立てた。
スケジュールは以下の通りである。
JR山科駅→JR京都駅→JR新横浜駅→JR大船駅まで愛車を新幹線に積んで移動。
JR大船駅前の快活クラブで宿泊
(初)新幹線での輪行
新幹線で初めて輪行するオムは、それに関するノウハウがなかったので、すぐトラブルに遭遇した。
JR京都駅から愛車と共に新幹線に乗り込んだが、在来線のように、席の付近に大きな荷物置きスペースがなかったので、愛車の置き場に困りアタフタしてしまった。
周囲は「あの子大丈夫かな。どこにチャリ置くねん」っと奇妙な眼差しでオムを見ているようであった。
そこでオムは席に座ることを諦めて、車両の入口付近で愛車と一緒に座ることにした⬇️図
ココの床で座ってる方が修行者っぽく見えて、周囲に修行してますよPRができるやん😆
ココで仏教修行とは何かを確認しておこう。
補足すると、仏像の前だけで信仰心を示すのではなく、普段の行いにおいても仏教の教えを心掛けることなのである。
そして新幹線輪行での修行で大事なアイテムはシートである。床に直接座ることは快適な旅の妨げになってしまうし、見た目の清潔感を損なってしまう。なぜオムがココにこだわるかは以下の理由があるからだ❗️
シートを広げて、靴を脱いでからお行儀よく正座をして、JR新横浜駅に着くまで旅のスケジュールをチェックしていた。
するとトイレに向かうお客さんや、見回りの駅員さん、そして警備員もオムの前を横切っていった。
今時の新幹線は警備員にもコストをかけているようだ。
オムの新幹線チケットもその分上乗せされているのであろうか。
しばらくすると駅員さんが声をかけてきた。
駅員「お客さん、どこまで行きますか?」
オムは目的駅を言うと、
駅員「そこまでならコチラのドアは開かないので、居ていただいてもかまいません」
というやりとりであった。
輪行の場合は、ドアが開くタイミングも考えて、待機場所を決めないといけない。オムはひたすら愛車と一緒に座りながら、目的地まで過ごすこととした。
そして約2時間半後に新横浜駅到着のアナウンスが聞こえたので、急いでシートを折りたたみ、出る準備を整えた。
新幹線から降りてしばらくすると、グリップエンドの固定部が外れていることに気付いた⬇️図
おそらく新幹線の中で落としたに違いない。この部品はサイクルショップに売っているようなので、オシャレな柄のグリップエンドにするいい機会と思い、旅が終わってから新しいものを買うことにした。
新横浜駅の大きな構内を愛車を持ちながらひたすら大船駅行きのホームまで歩き続けた。
快活クラブで泊まる
ゴールデンウィーク中のホテルでの宿泊は基本的に高く設定されていることは君もご存知のはずだ。これは市場原理に当てはまらないと疑問に思ったが、ホテルの場合は以下の原理が働くようだ。
部屋数には制限があるので、需要の多い大型連休は全員にサービスを提供できないから、価格を安くして多く売るということができない
このホテル市場原理が働くことで、連休の宿泊費が高く設定されているわけだ。
そこでオムは利用料金が安い以下のネットカフェで泊まることとした⬇️図
快活クラブ 大船店(地下に駐輪場あり)
深夜12時間パック ¥2640
飲み放題、ネットし放題、シャワー付きでこの価格は良心的である。
しかも店員の対応も悪くわない。これぞ日本人のおもてなしのサービス力である。
しかし、ここで注意しほしいのは、イビキをかく客が周囲にいると、睡眠が妨害されるのである。なので、耳栓は寝る時に装備しておこう。
オムは翌日の鎌倉五山巡りに備えて、ぐっすりとおねんねすることとした。
1日目まとめ
①新幹線を使った輪行では入り口付近に自転車を置くことは可能。ただし、駅ホームに着くたびに、ドアが開閉しない所に移動する気配りが必要
②新幹線輪行はシート(敷物)を持参して、床に座れる備えをしておこう
③仏教の修行は仏像の前だけでなく、日常も含まれる