背景
今回記す内容は、
京都にある国宝三十三間堂(コクホウ サンジュウサンゲンドウ)の紹介なの。
お堂の中には大きなおっきな十一面千手千眼観世音を中心とし、
左右に各500体の合計1001体の千手観音さん(以下、観音さんと略称)が祀られているの。
こんなに超多数の仏様が祀られているお寺は珍しいおむ。
ココはとてもご利益を得ることができると考えて、1001体の仏様の真ん前で座禅をすることを目標に出かけたオムであった。
果たしてオムは観音さんの前で座禅ができるのであろうか?
それでは旅のエピソードを紹介していくね。
天台宗延暦寺のイメージキャラクターとの出会い
早く観音さんに会いたいな。
ワクワク!ドキドキ!した気持ちで目的地に着いたの。
受付に行くと、なんと!一隅を照らす運動と宣伝された「しょうぐうさん」キャラクターがマスクをして飾られていたの。図1
とっても可愛い〜お坊さんだぁ(^∀^)
っとテンションが一瞬上がったが、急に昔の記憶が蘇ってきた。
オム内心『あれ?これって天台宗延暦寺のキャラクターやん。
もしかして、ここのお寺は天台宗?』とふと疑問に持ったのだ。
実は以前、
延暦寺を参拝した時にこのキャラクターを見かけた記憶があった。
そこで、オムは受付のスタッフに確認してみた。
おむ「このキャラクターは何ですか?」
スタッフ「これはしょうぐうさんです。一隅を照らす運動のキャラクターです」
おむ「もしかして、サンジュウサンカンドウは天台宗ですか?」
スタッフ「そうです。ちなみにサンジュウサンゲンドウですよ」
おむ「あ、そうでしたか」
おむは読み方を間違えたので、少し恥ずかしい気持ちになりながらも、
自分の記憶が正しかったことに対して、
心の中でガッツポーズをしていた!
そしてチケットを受け取り、お堂の中へと進んだのだ。
千手観音さんと神様の登場
お堂の通路を進むとすぐに観音さんが祀られているお部屋に着いた。
写真撮影は禁止だったので、
このサイトに来てくれた君に観音さんの配置をイメージしてもらえるように
例えを出して説明するね。
例えば、映画館に行った時のことを思い出してみてくれるかな?
その劇場に入る時なんだけど、
座席表で座席を確認してから、細い通路を進みながら横目でチラッと見ると、
席がズラって横一直線に並んでいるのが見えてくるよね。
そして、突き進むと劇場全体が見えてくるよね。
まさしくそのような感じで、
お堂の細い通路を進むと千手観音様が横にズラって並んでいる姿が見えてくるんだ。
お堂の中を突き進むと、その仏様が何体も正面を向いており、
先頭にいる風神がオムを出迎えてくれたの。
え?何で風神がいるの?とか疑問に思うかもしれないけど、
風神以外にもたくさんの神様が観音さんの護衛役として、ある一定の間隔を空けながら先頭にズラって並んでいたの。
風神も合わせて合計30体だ。
ココで感の鋭い方は、
一定の間隔?もしかして新型コロナウィルス対策のソーシャルディスタンス?
って疑問に思うかもしれないけど、それとは関係ないからね。
誤解のないようにしてね。
とても大きな観音さんの登場にビックリ
さて、たくさんの観音さんが立っているのだが、
突き進んでいくと、とてもでっかい観音さんが座っていた。
とても迫力があり、圧倒されてしまった。
オムは「この観音さんの前で是非座禅がしたい!」と思ったが、
人通りが途切れない通路(幅2メートルくらい)でやるのに対して、
観光客にジロジロ見られるし、
スタッフの人から注意されるかもしれない。
ここからオムの葛藤である。
おむ内心『こんなに仏様に見られながら座禅ができるなんてめったにないことやし、
是非やりたい・・・
でも注意されるかもしれないし・・・
そうだ!スタッフの人に許可をいただいてやればいいんだ!
よし、聞いてみよう!』
決意が固まったオムは、
スタッフの人に質問してみることにした。
さて、今後の展開はどうなるのか?オムは無事に座禅ができるのであろうか?
答えはパート2に続くよー!楽しみにしててね。
今回のまとめ
①国宝三十三間堂は天台宗であること
②天台宗のキャラクター「しょうぐうさん」がいたこと
③千手観音さんと護衛役の神様達がいたこと