概要
ストレス社会と呼ばれる世の中で、ストレスとどう向き合えば良いでしょうか?それを増大させるモノの正体をこれから話していきます。
嵐の発端
オムは仕事で大きなミスをしてしまった。
それは始末書レベルのもので、
会社でのオムの評価は著しく低下してしまった、、、
オムは今行なっているプロジェクトから外されて、
この先、出世をする道は望めなくなってしまった、、、
出世に対して執着はしていないが、
信頼を損ねてしまったことが
何よりも痛手である。
役員との面談は4時間にも及び、
オムの心は激しく揺れて、
涙💧が流れ落ちていた。
まるで心に嵐🌪が吹いているようであった。
ちょうど翌日が休日なので、
嵐のように不安定な心を穏やかにする為、
京都の嵐山に向けて愛車での旅を計画した。
嵐山にはとても有名な
渡月橋という橋がかかっており、
山と川、お寺が調和した自然豊かな所である。
川の流れのように心が穏やかに、
そして山のように安定した心を保てるように
願い、翌日の土曜日を迎えた。
1日目の朝
目を覚まして、部屋のカーテンを開けた。
雨が降っていたようで、曇り空☁️であった。
お灸を据えられたのが原因なのか
とても体が重く感じた。
そんな調子で、朝ご飯を済ませて、
1週間溜まっていた洗濯物を
洗濯し、部屋の掃除を始めた。
トホホ、、、、💦
こんな調子では快適に嵐山まで
行くことができない、、、
そこで部屋の掃除を済ませて、
いつもより長くストレッチをして、
体をメンテナンスすることにした。
方法は、
呼吸を意識するヨガを行った。
息を吸って、、、吐いて〜
筋肉が伸びている箇所をイメージしながら
ストレッチを進めていく。
しかし、今日はとても体が重く、
筋肉がコリ固まっている感覚だ。
筋肉がコリ固まっていると、
呼吸の妨げになるので、
ヨガの前にコリをほぐす必要があるのだ。
その時に使うアイテムが木製ボールで
コリ部をゴリゴリとほぐすのである。
コリ部に当たるとイタ気持ちィイ感覚が
味わえて、とても心地よくなるのだ。
30分以上行うと、
筋肉が柔らかくなってきたので、
ヨガを始めた。
筋肉を少しずつ伸ばし、
呼吸が深く、ゆっく〜りとなってきた。
いつもは筋肉が伸びてる状態を
イメージするんだけど、
今回は心にも傷があるので、
仏様の慈悲をイメージしながら
ヨガを行った。
しばらくして、
置き時計に目をやると、
もう、お昼を過ぎていた。
ヨガをすると時間の流れを
忘れてしまうような感覚になってしまう。
すぐに出発の準備をすることにした。
スケジュール
今日のスケジュールは以下の通りである。
京都の三条通り(ランチ)→嵐山でのんびり→温泉
出発の準備を終えたオムは
嵐山に向けて、愛車を走らせた。
この時、すでに時間は13時ごろであった。
魏飯夷堂 三条店
府道37号線を走っていると、
JR二条駅が見えてきた。
腹ごしらえに、
近くの商店街に入ってウロウロすると、
魏飯夷堂という中華料理屋さんを発見した。
よし、このお店でランチをしよう。
駐輪場はどこかな?
店員さんによれば、
お店の裏に駐輪場があるようなので、
ココに愛車を止めることにした⬇️図1
お店の玄関前には、
難しい漢字がデザインされており、
いかにも中華という雰囲気であった⬇️図2
期待に胸を膨らませて、お店に入ると、
龍とメダカがお出迎えをしてくれた⬇️図3
鋭い爪や牙を持つ龍も
小さいと可愛いやん❤️
中国では龍を権力の象徴としており、
特に爪の数は地位を示すようだ。
よーく見ると、
ココの龍は 5本爪だから、皇帝レベルである❗️
コレはお客さんを中国の皇帝のように
おもてなしをするという表れなのであろうか?
店内を見渡すと、
アジア文化の装飾が多く、
装飾も楽しめるお店である⬇️図4
肝心のお料理はどうであろうか?
おすすめの小籠包セットを注文し、
しばらく待った。
すると、
店員さんが料理を持ってきてくれた😊
蒸籠(せいろう)という容器に入った状態で
店員さんが蓋を開けると、
湯気と共に小籠包が顔を出した!⬇️図5
そして、
店員さんが小籠包の種類を説明してくれた。
こちらが黒トリュフで、
こちらがカニ味噌、、、
と1つ1つ説明してくれた。
さぁそれでは味わってみよう!
レンゲの上にのせて、
皮を少し割ると、、、
スープがジャワ〜と出てきた⬇️図6
この瞬間がた、たまらない。
まるで龍が口を開いて、
エネルギーを発しているかのようである。
それを一口でパクりんこした、、、
この瞬間、
龍の魂を取り入れたような感覚になった❗️
モッチモチの食感と
ジューシーかつ濃厚なスープが
口の中に広がっていき、
お口の中がガォーである(笑⬇️図7
めっちゃうまい!
今まで口にした小籠包で
No.1の旨さである❗️
特に黒トリュフ小籠包!
旨さは最高の皇帝レベル!
たしかに、5本爪龍を飾るのに
相応しいお店である!
ドラゴンのパワーを得たオムは
お店を出て、再び愛車を走らせた!
そのパワーは心の傷をすっぽりと覆い隠し、
オムをハイテンションにさせた!
風を切り、嵐山へと向かう愛車は
まさしく、龍が嵐を駆け巡る
ドラベルロードと言っても
過言ではない状態であった🔥
嵐山_渡月橋の歴史
嵐山の渡月橋付近になると、
観光客が多くなってきた。
渡月橋は桂川に掛かっている橋で、
その歴史は平安時代にさかのぼる。
最初は空海の弟子、道昌(どうしょう)が
建設した法輪寺橋という名前であったが、
亀山上皇が渡月橋に改名したと言われている。
そのキッカケは貴族ならではの、
上品な歌にあった⬇️
『くまなき月の渡るに似る』
この一句が生まれた背景には、
緩やかな川の流れに揺られながら、
船遊びをして、満月を眺めていると
まるで橋の上を月が渡っているように
見えたからだそうだ。
上皇による、
満月の輝きのようなヒラメキが
改名に繋がるとは、
この社会が権力者によって、
変化していくことが
感じられるよね。
渡月橋に到着
苦しみの正体
やっとのことで渡月橋に到着したオムは
桂川の河川敷で休むことにした⬇️図8
透き通った川の流れが
オムの心を癒してくれるだろう、
亀山上皇がその流れに揺られながら、
満月を愛でていたように、、、
そう期待しながら、
川を眺めると、、、
あれ?・・・濁ってるやん、
そいえば今朝まで雨降ってたし、、、⬇️図9
期待とは裏腹に、
濁った川が絶え間なく流れゆくその様子は、
まるでオムの心を表しているようであった。
現実を目の当たりにしたオムは
抗うことをやめて、
今の心情を受け止めようと決めた。
そう思った瞬間、
オムに宿っていた龍のパワーは
桂川に溶け込むかのように薄れていった。
すると、その濁った川の流れと
オムの心はだんだんと調和していき、
龍のパワーで心の傷を隠していた
偽りの自分がいたことに気付き始めたのだ。
これがストレスの正体、つまり不安定な気持ちを増大させるモノであった❗️
本当の心を見つめ直したオムは、
亀山上皇が満月を愛でていたように、
愛車を愛で始めた!
愛車のクリアーなブルー✨はより一層、
輝いて見えたのであった!
その後、
愛車を押して付近を散歩している内に、
そろそろ夕方になってきたようだ⬇️図10
ココは天龍寺なんだけど、
基本的にお寺は17時以降、閉門だ。
後は温泉でも入ってゆっくりしようと
愛車を走らせて風風の湯まで
向かった。
日帰り温泉 風風の湯
渡月橋を渡ってすぐの所に
日帰り温泉風風の湯がある⬇️図11
店内に入ってみると、
お客さんの数は少なく、
のんびり温泉に浸ることができた。
オムはサウナが好きで、
少なくとも『サウナ→水風呂→外気浴』を
3度繰り返し行うこととしている。
心地よい汗を流し、
心も体もリフレッシュすることができたので、
風風の湯を後にすることにした。
帰路
当たりが暗くなり、
渡月橋が薄紫色に灯されていた⬇️図12
夜になれば、綺麗なお月様を眺める
観光客がちらほら見受けられた。
亀山上皇が見ていた同じ月を
眺めているのだろう。
時代は変わっても、
自然に感動する心は同じである。
人間がやることに大きな違いはないと感じた。
しかし、しだいに矛盾を感じ始めた。
自然に感動する心を持ちながら、
何故、自然破壊をしていくのだろうと。
技術開発という名のもと、
今でもそれは進んでいる。
月から見れば、
その様子を何億年前から見ていることになるだろう。
大砲を撃ち合って、争いをする人間、
お金を稼いで贅沢をする人間、
技術開発を楽しむ人間、、、
そんな様子を月はどのように感じているのであろうか?
いずれ月に変わっておしおきよ〜って
何モノかが人間に災いをもたらすかもしれない。
ウィルスにおしおきされるのはイヤだけど、
セーラームーンならいいかな、、、
まとめ
①龍のパワーによって、
心の傷を覆い隠すかのような感覚になったが、
その傷を癒す根本的な解決にはならなかった。
②目の前の現実に
抗うことをやめた瞬間、
心は自然と調和していった。
この抗う自分がストレスの正体であった。
③権力者によって、
歴史が変化することを渡月橋から学んだ