背景
今回はあるお寺での仏教講座「お盆と先祖供養」を受講した内容についてわかりやすく説明するね。
お盆ってみんなも毎年訪れる恒例の日だけど、どんな日なのかみんな知ってるかな?会社員だったら、今年の夏休暇は何日間取れるかなとか思ったり、
休みの日数が気になったりしないかな?
そもそもお盆って何のためにあるんだろう?って思うよね。
そんな疑問に答えれる内容になってるから、最後まで読んでね。
大丈夫!おむが分かりやすく説明するから心配しなくていいよ。
今回のポイントは
お盆は中国の道教、儒教の影響を強くうけていること!
これを覚えていってね。
長い説明が続くけど、これさえ知っておけば、
お盆ってなーに?って聞かれた時に対応できるから。
それじゃ、お盆について、解説をスタートだぁ。
お盆の由来
元はね、インドの言葉(サンスクリッド語)でウラバンナという言葉が起源と言われているの。
これは「逆さまに吊り下げられた苦しみ」という意味があるらしいよ。
ここでちょっと待って!という君の心の声が聞こえてきそうだ。
心の声『ウラバンナって何語?格闘家のジェノムレ・バンナの親戚?』
とか思いつく方もいるかもしれない。
そうだよね、あまり聞きなれない言葉だから、
勘違いしてしまう方もいるかもしれないね。
でも大丈夫!ゆっくり説明するから、落ち着いて聞いてね。
古代インドではね、
サンスクリッド語という言語でペチャクチャおしゃべりしていたようなの。
文字にすると見た感じクネクネした不思議な形をしていて、
オムが見ても「あー、サッパリ!」。
さて、この文字を音にすると、ウラバンナという音になるんだけど、
これを強引に漢字に当てはめてでき言葉が中国で漢訳されて「盂蘭盆会(うらぼんえ)」となったんだ。
この漢字自体は当て字だから意味はないんだってさ。
お盆について重要なこと
重要なことは中国で漢訳されたので、中国の文化が強く影響していることなの。
みんなは孔子って知っているかな?
高校の歴史の授業にも出てきた偉い人なんだけど、
その方が説いた儒教という教えがお盆に強く影響を与えているの!
その教えの中で特に重要なのが『仁』の精神なんだってさ。
仁は人間が身近な肉親や仲間の人間に対していだく親愛の情や敬意(孝悌)を根本としており、
その思想がお盆の文化に強い影響を与えたの。
そのような背景から、
お盆はご先祖様が帰ってくるからお参りをしようねということになったんだってさ。
僕らは長い歴史の中で変容した文化を受け継いでいるということが
これでわかったね。
これからもご先祖様を大事に思いながら、日々を過ごしていこうね。
誤解しないでほしいこと
このサイトに来てくれた君に覚えておいて欲しいんだけど、
お盆は釈迦仏教の教えでは説かれていないということを覚えて欲しいの!
釈迦仏教はこの世の苦しみと向き合った教えであり、
亡くなった後の世界に対しては説かれていないの。
このことを誤解のないようにしておいてね。
まとめ
①お盆はウラバンナというインドのサンスクリッド語から由来されている
②中国で経典が漢訳されたことで、中国文化が強く反映された文化となった
③釈迦仏教は亡くなった後の世界に対しては説いていないこと